音を身にまとい
音に包まれる
音に包まれる感覚と重低音、
そして、胸郭に響く振動と揺れがもたらす
圧倒的臨場感
音に包まれる感覚と重低音、
そして、胸郭に響く振動と揺れがもたらす
圧倒的臨場感
着ることで「体感」される振動と揺れが、
あなたの心に「感動」をもたらす体感動スピーカーです
Features
身に着けて使用するスピーカー(ウェアラブルスピーカー)ですが、音を耳で聴くだけでなく、同時に振動や揺れまで体感できるスピーカーなのです。
「fuiigo」と書いて「フイーゴ」と読みます。
Features
ベストを着たり、リュックを担ぐように着用します。
音質と臨場感と着心地に重きを置いた結果、Bluetooth機能搭載のオーディオアンプと有線で接続する方式を選択しました。
室内での使用を前提としています。
このスピーカーの大きな特長は、
重低音と同時に、振動と揺れを生成し、
それを聴く人の体に自然に伝達する仕組みを
搭載していることにあります。
更に、スピーカーの配置によって醸し出される
「音に包まれる感覚」との相乗効果により、
圧倒的臨場感を生み出しているのです。
Features
左右の鎖骨付近に中高音を担当するLch、Rchスピーカーが上向きに配置されます。また、低音の出口である丸い開口は、Lch、Rchスピーカーの直下に2個づつ左右均等に配置されます。 これらの配置が、まさに現場にいるかのような「音に包まれる感覚」を実現します。
Features
左右の胸からお腹にかけて密着する筒状の部分には低音用のスピーカーが内蔵されており、低音とともに振動と揺れを発生します。
試作を重ねて決定したハーネスの取り回し方、左右の低音振動部の形状や材質の選定、これらを組み合わせることで、適切な部位に適切な大きさの振動と揺れを伝えます。
揺れは専用の蛇腹形状のパーツが伸縮し、その先端についた重りを動かすことにより発生しますが、このパーツが火おこしの道具である鞴(ふいご)の動きを連想させることから、fuiigo(フイーゴ)の名前の由来となりました。
Features
Lch、Rchスピーカーには、それぞれに特許取得済みの“揺れ”を起こす構造が組み込まれています。
<特許第7434421号>
映画、音楽、ゲーム etc.
ジャンルは選びません。
ゆったりと心行くまで、臨場感をお楽しみください。
fuiigoを通して聴く音は、あなたを映画の世界に引き込みます。アクション映画の爆発音やホラー映画の不気味な背景音に新鮮な驚きを感じることでしょう。
ライブ音源であれば、会場の最前列で聴いているかのような音を体で感じてください。体を突き抜けた音が、あなたの心とシンクロすることでしょう。
シューティングゲームの射撃時の反動、レーシングゲームのエンジンのうなり、格闘ゲームで受ける打撃、これらが音ともに振動や揺れとしてリアルに体感され、ゲームに没頭することは間違いありません。
美しい大自然の映像とともに収録された川のせせらぎの音や野鳥の声、そしてノスタルジックな古い町並みの生活音、それらをfuiigoを通して聴くとき、あたかもその場の空気まで再現しているかのようです。あなたも時空を超えたバーチャルトリップに出発しませんか。
ゆったりと聴くヒーリングミュージックや自然の音。フラットな周波数特性にこだわったfuiigoは波や川のせせらぎの音が、とても自然に感じられます。 Fuiigoの背中側のハーネスはフラットなので、そのまま、横になっても違和感がありません。そのまま、心地よい夢の中へ落ちていくのもいいのではないでしょうか。
使用しないとき、お手持ちのハンガー(※)にかけて、部屋をすっきりさせることができます。そして、かけた状態で静かな音楽を鳴らしてみてください。
身に着けていない場合も自然な音質は変わりません。きっと仕事や勉強の効率アップに一役買うことでしょう。
※fuiigo専用ハンガーをオプションとしてご用意しております。
PHILE WEB(ファイルウェブ)
“振動や揺れ”が体感できる着用型ウェアラブルスピーカー「fuiigo」
PC Watch
「着る」タイプのBluetooth対応ウェアラブルスピーカー。振動を上半身で体感
Real Sound(リアルサウンド)
重低音を振動と揺れで”身にまとう” 新発想のウェアラブルスピーカー『fuiigo』が登場
麻倉怜士
オーディオ・ビジュアル評論家/津田塾大学・早稲田大学エクステンションセンター講師(音楽)/UAレコード副代表
氷川音響研究所は、大手家電メーカーS社で音響技術者を務めていた簑田英徳さんが会社を辞めて、実家に戻って立ち上げた会社。熊本県氷川町にある会社だから「氷川音響研究所」と名付けたそうです。
私が知っている限り、世界で初めて肩乗せスピーカーを作ったのが簑田さんです。“世界で初めて”というのは、今から10年くらい前、いわゆるネックスピーカーが各社から登場する前に、簑田さんが手掛けた試作機を聴かせてもらったことがあるからです。
簑田さんは、ヘッドフォンではないデバイスで、ちゃんと音場が再生でき、耳に負担がかからないスピーカーシステムをウェアラブルで作る取り組みを、その当時からやっていました。
そういった製品はだいたい「なんだこれは」というへんな音質のものが多いですが、簑田さんの試作機は実に音が良かった。音場の出方も自然だし、音の調子も不自然なところがなかったので、「これは製品化したほうが良いよ」と言ったのを覚えています。
その後は紆余曲折があって、製品として世に出るまでには時間がかかってしまいましたが、登場した製品も音が良かった。S社のウェアラブルスピーカーの音は素直で、人工的な感じがありません。
フラットな印象で、いろいろな音楽を楽しめるので、個人的には高く評価していました。
そんな簑田さんが定年でS社を退職。出身地の熊本に戻ったそうですが、ある日突然「こんなスピーカーを作ってみました。送るので聴いてみてください」とメールが届きました。
前にも書いたように こういうウェアラブルスピーカーには“変なもの”が多いのですが、ウェアラブルという分野で良い音の製品を作っていた、その簑田さんが作ったというのがポイントです。
おそらく、彼はS社在籍中にいろいろと試していたはず。しかし、肩に乗っているスピーカーだけではなかなか満足いく低音を出せないと感じていたのではないでしょうか。
その解決法をいろいろと試行錯誤していった結果、このおなかで低音を感じるfuiigoにたどり着いたそう。クラウンドファンディングページでも試行錯誤の結果が載っていますね。スピーカーというか、ヘッドフォンとして見ると、ありえない形をしていますが、音は良い。
UAレコード合同会社の情家みえさんの楽曲を聴いてみると、耳元で素直なヴォーカルが流れます。こういったウェアラブルスピーカーはたいてい、どこか強調されていたり、あるいはどこか足りない音だったりするものですが、これはバランスが良い。
ボーカルの質感も良い。なおかつ低音が出るべきときに出ている。
これは組み合わせているFosi Audioのアンプのイコライザーと結構関係があって、サブウーファーのボリュームとトレブル、バスをかなり大きめにして試聴しています。
この数値は、ジャズを聴くときは大きめにしますし、逆にクラシックでは大きくしすぎると不自然なので抑えめにしたりと調整してあげましょう。いずれにせよ、不自然な感じがしない音になっていますね。
S社時代の簑田さんは、やはり低音の出し方にすごく悩んでいました。肩に乗せられるスピーカーは口径が小さいので、なかなか量感ある低音は出せません。そのなかでどう低音を出すか悪戦苦闘している様子が記憶に残っています。
会社時代にあるひとつの発明をして、ある程度まで突き詰めたけど、やり残したことがあると。その問題に対して起業して取り組むというのは、男の人生物語としても面白い話です。
オーディオ技術者の中には、定年にあわせて研究開発を辞めてしまっている方も多いですが、自分の技術を埋もらせるのでのはなく、それを使って新しい価値に挑戦する。現役時代にぶつかったひとつの課題に対して、
田舎に戻って起業してでも取り組もうというところに、“男のロマン”を感じますね。
ウェアラブル性という点でも、前側をバンドで止めているので、装着時のズレもほとんどありません。なにより低音がお腹から来るというのは音楽鑑賞では、まさにあるべき姿です。
低音が身体に響いて、中高域は耳元に来るという形は、人間の身体を使った2ウェイスピーカーとでも言えるでしょう。
Makuakeにて目標金額を達成たくさんの応援コメントをいただきました
引用:Makuake|体で感じる音に心を揺り動かされる。ウェアラブルスピーカー「fuiigo」|Makuake(マクアケ) 応援コメントページ
https://www.makuake.com/project/fuiigo/communication/supporter/
数名の方に最終サンプルで試聴してもらいましたが、
代表的なコメントを掲載します。
指摘頂いた課題につきましては
継続して改善にトライしていきます。
はじめまして、氷川音響研究所の簑田です。
家電メーカーで、入社から定年まで、一貫してAV機器の開発業務を中心に担当してきましたが、あるとき、オリジナルの音響製品を市場に出してみたいという思いが沸き起こりました。そして、2022年に熊本県氷川町にて、氷川音響研究所を創業しました。本製品「fuiigo」が記念すべき第1号の製品となります。
ネット時代の恩恵にあずかることで、熊本の田舎町にいながらにして、全国に発信できることは、私にとって大きな喜びであり、また痛快なことでもあります。清流氷川の流れ、阿蘇の大草原を渡る風、天草の深く青い入り江に静かによせる波、それらの音がリアルな自然の音として再現できる理想の音響装置の実現を目指し、これからも歩んでいきたいと思います。
簑田英徳 1959年、熊本県生まれ。家電メーカーで、入社から定年まで、AV機器の開発業務を中心に担当。業務の中でスピーカーを担当したのをきっかけに、小口径スピーカーの魅力にはまりこむ。オリジナルの音響製品を市場に出したいと、2022年に熊本県氷川町にて、氷川音響研究所を創業。